【実体験】変化・成長し続けるためにやったこと
はじめに
私は21歳の時に大学の研究室に配属されました。しかし、自分のミスを認められず「君は能力のない人間だ」と教授から言われました。そこから必死で自分を変える努力をして、最終的には、「君が研究室で一番成長した」と言ってもらえるまでになりました。
そして、「変化・成長できる」は自分の大きな長所となりました。今回は、私が変化・成長するためにやり続けていることと、その効果をご紹介したいと思います。
この記事を読めば、あなたの仕事を好転させるヒントが得られます。
日記を書く
これは私は内向型かつ内省の素質が上位にあることも影響していますが、21歳から継続している習慣です。基本的に夜寝る前に紙に書いたり、最近では朝の時間を使ってiPadに手書きで書いています。
書く内容はそのとき思いたことを書いています。その日にあったことや思ったこと。いろんなものに思いを馳せて、思考が展開していってしまうこともあり、それもなんとなく文章として書いていっています。
去年の日記を見返す
なんかうまくいかない。そんな時に、去年の日記を見返すことがあります。同じ時期の自分はどんなことをしていたのだろうか。どんなことを考えていたのだろうか。これによるメリットは2つあります。
①ずっと同じことで悩んでいることがわかる(停滞)
去年の日記を見返しても、同じようなことで悩んでいる場合があります。これは停滞と認識しています。人間生きていれば悩みが絶えないと思いますが、1年前と比較して同じようなことで悩んでいると、少し勿体無い気がします。どうせならその悩みを乗り越えて、新しことで悩みたいものです。
人間関係などの大きなカテゴリは同じでも、その中の細かい悩みについてはできるだけ解決のための行動をした方が良いと思います。せっかくの人生なので、前に進みたいです。
状況を変えるためには、現状を知る・気づく必要があります。日記書き、それを見返すことで停滞を知る・気づくことができ、前に進もうと思うことができます。
②頑張っている自分を知る(前進)
反対に去年の自分がものすごく頑張っていると気づくことがあります。辛いことやしんどいことがあってもポジティブに捉えて、前進しています。そんな時に、ハッとします。
「去年の自分はこんなに頑張ってたんだ。自分はこんなに頑張れるんだ。じゃあ今目の前にある困難も、乗り越えられるはずだ」と、勇気をもらうことができます。
人と比べることにはなんの意味もないことが多いですが、昔の自分と比べるのは、めちゃ有意義なことだと思います。頑張っていた昔の自分に勝ちたい!そんな気持ちにさせてくれるのも、日記を書き見返すことのメリットです。
時間を決めて帰る
仕事はその仕事に使える時間がある限り膨張する。そう、かの有名なパーキンソンの法則です。
では、逆に時間が限られていたらどうでしょうか?皆さんも経験があるのではないでしょうか。普段よりも時間がなくて、こんなの絶対にできない!と思っていたことが、やってみると意外とできてしまうことが。
時間が限られていると、人間は頭をちゃんと使うようになります。これをこうして、これは自分でやっていると間に合わないから人にお願いして、これは事前に準備できる内容だから打ち合わせしておいて・・・そう、計画的に物事を進めるようになります。逆に言えば、だらだらと残業時間を使って、業務をどうにかできなくなれば、計画的に進める以外の方法がなくなります。
まずは帰る時間を決める。そして限られた時間内で業務を終わらせるためにはどうすれば良いかを必死で考えます。仕事は終わったら帰るのではなく、帰るから終わるのです。
仕事が終わらなくても帰る
一度時間を決めると、その時間が来たら絶対に帰る必要があります。そう仕事が終わっていなくても。
そんな日は帰ってからもめっちゃ憂鬱です。自分の無力さを思い知り、明日の朝早くいかないといけないという杞憂に飲み込まれます。
でも、それでいいのです。人間は痛みを嫌います。もうこんな思いしたくない!そういう体験が人間の成長を促進してくれます。そして、振り返るのです。あの時こうしなかったのが良くなかった。これがちょっと着手が遅れたから、全体が遅くなってしまった。自分の業務量を見誤ってしまったなどなど。
残業でどうにかするのではなく、頭を抱えながら家にかえりましょう。嫌でも次回からの対策を頭が勝手に考えます。だってそんな痛み二度と味わいたくないんだから。
業務予定・記録をつける
皆さんは業務予定をカレンダーに登録したことはありますか?何時から何時までは、この業務をするというものです。週の初めにその週分を入力してみる。そして実際の業務実績を同じくカレンダーに登録していきます。すると、気づくことが3つあります。
①意外と自分の思い通りに時間を使えない
自分の業務に当てようとしていた時間に、打ち合わせをお願いされたり、突発的な業務が発生してそっちに時間を取られたりすることがあります。振り返ると、今日はこれをしようと思っていたのに、全然時間を取れなかった。という日があることに気づきます。
そう、思っている以上に自分の思い通りに時間を使えないのです。これは特にオフィスで働く会社員や、私のような現場で働くゼネコンの人に当てはまるのではないでしょうか?
②思ったほど業務量をこなせない
人は自分が単位時間あたりにこなせる業務量を多く見積もる傾向があります。数値で追いかけていって、客観的に見返すことでこの事実に気づくことができます。
③思っている以上にタスクに時間がかかる
人は1つのタスクにどれぐらいかかるか見積もる時に、だいたい少なめに見積もってしまう傾向があります。これも見返すことで、ちょっとで終わると思ってたけど、3時間かかるんだ・・・・と気づくことができます。
やり方を全て変える・使えるものは全て使う
ここまでやると、今までのやり方では、何も変わらないと気づくことができます。そして、やり方を全て変える・使えるリソースは全て使う。そのぐらいの意気込みで改変していきます。
その辺りはまた別の記事でご紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。